2023.02.06

上山急傾斜地工事説明会、開催される


令和5年2月3日(金)夜7時から上山区民センターにおいて、上山区と一色区に関わる上山急傾斜地の改修工事説明会がありました。当日は、長野県飯田建設事務所から職員の方2名(ほかに調査業務を行った会社から2名)、飯田市及び地元関係者約30名が参加し、活発な質疑等が行われました。
工事予定箇所は、上山急傾斜地指定区域のうち萱垣から西側、平成14年から18年にかけて法枠(のりわく)工事が行われた箇所になります。
説明資料(掲載図)→画像クリックで拡大
工事施工後約20年を経過、法枠下部の土砂の流出等により枠に間隙やクラックができるなど、法枠での斜面の安定を図る機能が低下していると想定されることから、国の補助を受けて補強対策のための改修工事を実施するというものです。令和3年、4年と調査を行い、令和5年度には、発注可能な規模の予算が見込まれた工事から実施していきたいとのお話でした。
上段の住宅に住まわれている方からは不安解消の強い要望が述べられました。また、現状あるいは工事実施後の水路・雨排水処理への対応、工事箇所以外での改修計画、急傾斜地の雑木等の除伐管理などについて要望や意見が出されました。参加者からは、全面的なモルタル吹付による施工を希望する声が多くありました。
建設事務所では、説明会で出された質問や意見等を持ち帰り、工事実施の際の次回説明会にあらためて説明するということです。