5月17日(土)鼎分団定期総会に引き続き、学習会を開催しました。
飯田市危機管理課 課長補佐 池田剛士様より、『災害時の備え』と題して講演していただきました。
まず初めに、「災害時に必ず必要なもの・あったら便利なもの・自分の家族以外(たまたま遊びに来ていた孫など)のためにあったらよいものはなんですか?」の問いかけに、3分間一人ひとりが真剣に考え、発表しました。その全てに皆がうなずきました。
それに続けて、ご自身が備えられた物品や客間にそれが並んでいる写真などを提示しながら、どのように災害時の備えを充実させてきたかを講師ご自身の体験に沿って、分かりやすく説明していただきました。
有事の際に、家族の命を守るために自身ができることを考えたとき、「災害時の備え」こそが家族にしてやれることだと気づいたことが、備蓄に取り組むきっかけだったそうです。
集め始めた当初は、ご家族からは冷ややかな目で見られていたそうですが、徐々にご家族も関心を持ち始めて、今ではご家族全員で一致団結して災害時の備えに取り組んでいるそうです。
備蓄のポイントは、①「分けて」備えることと、②頑張らないことだそうです。
一気に全てを準備するのではなく、食べることに関する備蓄、衛生面に関する備蓄、睡眠に関する備蓄等のように分けて用意することで、経済的にも、体力的にもやりやすいとのことです。
最後に、「今日のお帰りに何か一つ、備蓄品を買って行ってもらえたら幸せです。」と池田講師は話され、備蓄の一歩を踏み出そうと呼びかけられました。
あなたは備蓄スタートしていますか?まず一つから、始めましょう!